さてさて、星組公演・・・いや、北翔海莉ドラマチック・レビュー『Love & Dream』。 1幕はディズニー。2幕は宝塚です! なんと、1幕からの続きになっていました。 1幕、階段に佇むプリンスみっちゃん(北翔海莉)とプリンセスふうちゃん(妃海風)で終わりましたが、2幕の幕が開くと、なんと、同じポジションで衣装を変えたふたりが階段に立っていました。 まあ、素敵
なお、1幕終了時に11時55分だった階段上の時計は、2幕が開いたら12時になっていました。 シンデレラは現実の世界に戻ったのです!! 現実の世界に戻って・・・宝塚って(笑)!!! そんなわけで、 普段は終演時に流れる『すみれの花咲く頃』からスタート。 『TAKARADUKA FOREVER』『ハロー・タカラヅカ』・・・と、“宝塚”がつく歌が続きます。 うーん・・・思わず口ずさんでしまいそう
宝塚観劇歴も今年で研9になりますから、さすがに知ってる曲ばかりです。 流れる曲、流れる曲が、 なんの主題歌か怪しい歌があったとしても、全部知ってる! で、登場したTレディ。 ふうちゃん、あーちゃん(綺咲愛里)、ひなのちゃん(真衣ひなの)、ほのちゃん(小桜ほのか)、じゅりちゃん(天彩峰里)。 なんと!『Misty Station』の中でも私が大好きな、赤と緑のチェックの衣装でした。
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これね。
そこでハッと気がついたわ。 ああ、旅の女の子と夢先案内人。 なるほど、このステージはそのまま『Misty Station』なのねー。 そういえば、どちらも齋藤吉正演出ですわ。 というわけで、Tレディたちがかわいいんですよ。 この直後に・・・盛大に音痴な『Singin' in The Rain』が聞こえて・・・ 登場したのはリナです!
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みっちゃんリナ曰く
「7年ぶりよー!この衣装よく入ったわー!」 いや、あの頃よりみっちゃんってば、スリムになってますから!絶対! で、ここからみっちゃんのフリーダムな時間です。 宝塚のことはなんでもわかると見栄をはるTレディたちに 「クイズ!我が星組ができたのは何年でしょうか?」
「星組の初代トップスターはどなたでしょうか?」 と次々に問題を出すリナさま。 「チッチッチッチッブーッ!あんたたちなーんにも知らないのね!勉強しなさいよ!(←半分本音??)」 しかも解答者は名指し
「じゅりちゃん!天彩峰里!前に出なさい!」
「あーちゃん!ふうちゃんでもいいわ!」 するとふうちゃん「いいわよ」とあーちゃんに譲るという(笑) すかさずみっちゃんの「譲ってるんじゃないわよ!ふうちゃん!星組の初代トップスターは誰?」 「・・・あの方~・・・ですわよねー。ねぇ、あの方よねー」 「春日野八千代先生よ!」 で、次の問題。答えたのは・・・あれ?ほのちゃんだったかな?ひなのちゃんだったかな??誰だったか失念。 「春日野先生が残した言葉で、タカラジェンヌが忘れてはいけないものは?」 「清く正しく美しく!」 「それは小林一三先生よ!品格と謙虚さよ!!」 爆笑&勉強になりました!! それからなんと!なんと! かいちゃん(七海ひろき)の『幸せの鐘の鳴る日』!! いやーん!これ最高!! NOW ONでもみっちゃんが、まさこ(十輝いりす)とかいちゃんと、「懐かしいねー」と話してましたが、本当に懐かしいし、祐飛くんが歌ってた歌をかいちゃんが歌うって・・・もう・・・たまらんです。。。感動。 かいちゃん、いい声で歌うようになったなぁ。ただちょっと、常に明るさがあふれてるかなぁ。もっと哀愁も出せたら完璧かなぁ。 でもね、今回の公演でハッとしたんですが、かいちゃんってば!
ちょっと背中にいいニュアンスが漂っちゃってきてるじゃないですかっっ!!
素晴らしい!
ああ、たまらん。 それからまさこの『君はマグノリアの花の如く』。 余談ですが、うちの母は先日、花屋さんで何を買っていいか迷っていたら「お客様のイメージでいくとこれですね」とマグノリアを勧められたそうです。 うちの母、マグノリアの君なのです。スカーレットなんです。うふふ。 そんな母が大好きな『朝日の昇る前に』を歌うみっちゃん。 この曲、、、カスタマイズCDに入れてくれないかしら。母にプレゼントしたい。 それからパリの曲たち。 みっちゃんの『セ・マニフィーク』はちょっと丁寧に「セーマぁニぃフィーク」ではなく「セ・マぁニぃフィーク」でした。みっちゃんのこだわりかしら? そこからの、みっちゃんの明るいコール。 「ブギウギ!パリっっ!!」 気持ちがスコーンと晴れますね、みっちゃんの掛け声は。
カーテンコールのみっちゃんの「バイバーイ!まったねー!」もかわいいしなぁ。
掛け声が本当にかわいいなぁ。
それから『セカンドライフ』に突入!・・・セカンドライフなんだから・・・セカンドライフなんだから・・・かいちゃんを絡めてくれよー・・・ かいちゃんの絡み0%で、ここはちょっと残念。
さて、かいちゃんの話の前に・・・まさこのラテンのシーン。
ラテン衣装ふりふりで踊る男役たち・・・カッコいいんですが、
私はそこで思わず副組長・ちぐさん
(美稀千種)に釘づけ。
背が高い男役がラテンの服を着ると、普通に華やかでカッコいいんですが、
背が低いちぐさんは・・・なんかかわいい。でも、なんかみんなよりパワフル!
そしてうっかり・・・足のフリフリの段数が気になってしまって・・・邪念っっ!!
でも、すごかったんですよ。
背が小さいけど、フリフリの数は一緒だったんですよ!
ただ、みんなは同じ幅で5段のフリルがついているところ、
ちぐさんは上から3段まで同じ幅でついていて、
4段目と5段目は、3段目のフリルの下に重なるように付いてるんですよ!
どうでもいいけど、でもなんか衣装さんの工夫に感心というか、
そんなところを見てしまいました。
どこ見とんねーん!!
で、この後の『うたかたの恋』あたりから「おや?」っと思い始めたんですが、、、 もしかしてこの公演・・・かいちゃん2番手ですか?? 基本的に、1幕からまさことかいちゃんが同等の扱いだったんですよ。ずっと。 で、プログラムの写真は二人並んでて、でももちろんまさこが左側。 なんですが、、、
ここからどどーんと『ノバ・ボサ・ノバ』に突入し、 そして再び夢先案内人と、旅の少女が登場。 ベンチで眠る二人が起きるとパレードがスタート。 1幕のオープニングと2幕のエンディングがつながり、えーと・・・はい、『Misty Station』です
で、かいちゃんのことですね。
パレードなんですが・・・ かいちゃん・・・2番手やん!! あら、びっくり。 でもね、でもね、私ですね、今回のステージのかいちゃんが本当に本当に頼もしくて、あれ?これはかいちゃん、ついに来たんじゃない!?と思ったんです。 2番手としても十分通じるし、 センターに立ってもバッチリ決まってるし、 何よりも・・・何よりも・・・なんですか!
あの!
かいちゃんがセンターの
黒燕尾はっっ!! ・・・ちょっと泣きました。 かいちゃんがセンターで、そして階段を降りてくる黒燕尾の男たち!! 私、、、かいちゃんの背中に大きな羽根をついにハッキリと見ました。 通りで、背中にニュアンスが出てきたと思ったわ。 ああ、頼もしい。ああ、楽しみー。 それでは最後に。 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』千秋楽の挨拶で、カッコイイ男泣きを見せるかいちゃんのお写真をば。 ポケットに片手を入れて泣くかいちゃん。
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涙を隠すため帽子に手をかけるかいちゃん。
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どちらもカッコよすぎです